鍼灸治療

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伝統ある鍼灸(しんきゅう/はりきゅう)治療

鍼灸術は2000年以上前に中国で生れた治療方法です。

日本では江戸時代に発展し、道具類も独自に発明され、今では、鍼管を使い鍼の太さも細くなりより痛みがなく繊細な治療ができるようになっています。

当院では使い捨ての鍼を使用することで、衛生面も向上しています。

皆さんの中に、鍼(はり)治療に関心がある人もいるでしょう。

実際、ケガからの回復過程や筋肉のコンディショニングに鍼を活用する人は多くいます。

鍼を経験したことのない人は、「痛いのではないか」と心配するケースが多いようです。

しかし、鍼は基本的に痛くないと思っていただいて良いと思います。ただし、ケガの状況によっては稀に、あえて痛みの出る手法を使うことがありますが、注射器や画びょうが刺さった様な痛みはありません。

鍼独自の【響き】が出ることがあります。  

【響き】は説明が難しいのですが、ジーンとした電気が流れるような感覚です。

好きな人もいれば、嫌いな人もいますので、嫌な時はお話ください。

鍼の方法は、刺してすぐ抜く「単差し」、刺したまま10~15分程度置く「置鍼」、刺した鍼に低周波の電流を流して筋肉の血行促進をはかる「パルス鍼」などがあります。これらの手法が、患者の症状によって使い分けられます。

また、同じ患者さんでも、症状の改善に従って鍼が使い分けられます。

血行を促進したり、体の中のエネルギーの流れである「気」のバランスを整えたりすることで体に起きているアンバランスを整えます。これが、「鍼を刺す」という刺激で行われるのですから、刺激の量が重要になります。

鍼治療では一回で症状が良くなる人もたくさんいます。しかし、基本的には劇的に症状を和らげるような治療はしません。体にムリなく、徐々に効果を出すように治療されます。

また、副交感神経が興奮(カラダがリラックス)しますので、トイレに行きたくなったり、眠くなったり、貧血症状が出ることがあります。

治療中でも我慢をせず、当院スタッフに申し付けください。

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